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RSS Vol.24 ねんきんネットで将来の年金が早わかり

<<   作成日時 : 2012/02/17 19:08   >>

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皆さんは、将来年金をいくらもらえるかご存知でしょうか?今回は「ねんきん定期便」よりも、さらに手軽にいろんなパターンの年金試算ができる「ねんきんネット」についてご紹介します。


24時間いつでも年金シミュレーション



 野田内閣では、日本の財政を改善するために、税と社会保障の一体改革を進めています。改革の必要性は感じるものの、「自分の受け取り年金額が減ったら困るな」「そもそも、自分がどんな年金に入っているのかわからない」「いくらくらい受け取れるのか、イメージがわかない」といった方がほとんどではないでしょうか?将来へ向けた漠然とした不安を解消するためにも、ご自分の年金を試算してみましょう。


 2011年に誕生した、「ねんきんネット」というサービスは、いつでもどこからでも手軽に自分の年金額を試算できるサービスです。
日本年金機構のホームページ(http://www.nenkin.go.jp/n_net/)から、「ねんきんネット」を利用することができます。


利用者登録には4‐5日かかる



 ねんきんネットで試算をするには、インターネット上で事前に「利用者登録」をしておく必要があります。登録が完了するまで4‐5日がかかりますので、早めに登録をしておきましょう。


利用者登録」の画面を開いて、基礎年金番号、氏名、性別、生年月日、住所、メールアドレス、パスワード(任意)を入力しましょう。


 ホームページからの登録が完了すると、4‐5日後に郵送で日本年金機構から黄色い封筒が届きます。なかを開くと、「ねんきんネットご利用に伴うユーザーIDのお知らせ」が入っています。大切に保管しましょう。


加入記録と将来の受け取り年金額を確認



 ねんきんネットには、封書で届いたユーザーIDと、登録時に決めたパスワードを入力するとログインできます。


 ログインしたら、年金加入記録から見ていきましょう。年金加入記録に間違いがあると、将来正しい年金が受け取れませんから、しっかりと確認しておきましょう。国民年金については、全額納付以外に、未納期間や免除記録も確認できます。厚生年金加入期間については、在籍していた会社名や、その時の標準報酬月額も書かれています。


 年金加入記録は、毎年お誕生日月に届く「ねんきん定期便」にも載っていますが、随時情報が更新されるねんきんネットの方が、新しい加入記録を見ることができます。


将来の年金受取額を試算



 年金加入記録の画面を下にスクロールしていくと、過去に払った保険料の合計金額と、将来受け取れる年金額の試算が掲載されています。年金には、長生きに備える「老齢年金」のほかにも、死亡に備える「遺族年金」、障害を負ったときに備える「障害年金」など、まさかの時の保障という役割もありますから、老齢年金と払った保険料だけを比較して制度の良しあしを論じるのはどうかとも思いますが、ひとつの目安にはなるでしょう。


 注意したいのは、ここで表示される受取額は、過去に払った保険料に対しての将来の受取額ということ。今の仕事をずっと続けた場合に将来受け取れる年金額ではありません。今後に支払うであろう保険料を見込んでいないため、加入年数の短い若い人ほど受取額が少なくてびっくりしてしまうことがあります。


 ねんきん定期便でも、50歳未満の人には同様の試算が送られているため、若い人からは「老後の受取額が具体的にイメージできない」と不評でした(50歳以上の人には、今のまま働き続けた場合の将来の受け取り年金額の試算が送られています。)


未来の働き方と年金を自由にシミュレーション



 ねんきんネットでは、今後の働き方や収入を自由に入力して、将来の年金受取金額をシミュレーションすることができるようになっています。


「今の会社で定年まで働き続けた場合の受け取り年金額は?」
「いま専業主婦だけれど、あと5年後に再び会社員になったらどうなる?」
「定年退職後、パートで70歳まで働き続けた場合は?」
「50歳で早期退職。そこから自営業として再スタートしたらどうなる?」
など、いろんなパターンが試算できます。


 未来の試算は、何パターンでも自由にできます。年金収入を自由にシミュレーションしながら、何歳まで働くか、どんな働き方をして月額いくら稼ぐのかを、自宅にいながら気軽に考えていけるのは、画期的と言えるでしょう。


 また、年金を通常よりも早く受け取り始める「繰上受給」、年金の受給開始年齢を遅くする「繰り下げ受給」の試算もできます。繰上げをすると年金額が減額され、繰下げをすると年金額が増額されます。


 給与収入と老齢年金額の合計が一定額を超えると、年金の全額または一部がカットされます。これを「在職老齢年金」といいます。65歳未満か、65歳以上かによってその限度額が違うなど少しわかりにくい制度ですが、こうした計算もシミュレーションを使えば手軽にできます。老後のちょうどいい働き方を考えたい人には、ありがたい機能です。


 リタイアメント後の生活を具体的に考えたいという人はもちろん、将来に漠然とした不安があるという人も、ぜひ「ねんきんネット」で試算をしてみてください。あくまでも現状の制度がずっと続いた場合の試算にはなりますが、より年金について具体的に考えられるようになりますよ。


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