大人のためのマネーレッスン

アクセスカウンタ

RSS Vol.19 保険の見直しで、外貨建て保険にチャレンジ

<<   作成日時 : 2011/06/15 14:28   >>

トラックバック 0 / コメント 0

保険料2分の1も夢じゃない


 食費や光熱費も大切ですが、家計見直し効果が大きいのは保険の見直しです。こまごまとした節約にはもう疲れた、お小遣いだけは減らしたくない、そんなときには毎月の家計で大きな割合を占める保険にも大きなメスを入れましょう。

 子どもが育った分だけ保障のサイズを小さくする、よくわからないでつけた特約を外す、他の保険会社の保険商品と比較して安い保険に切り替えるなど、いろんな方法を組み合わせると保険料をぐんと抑えることができます。

 家族4人で月に5万円払っていた保険を月に3万円までサイズダウンする、ふたり暮らしで月に3万円支払っていた保険料を半額の1万5000円にサイズダウンするなどは、加入者の年齢などにもよりますが、それほど難しいことではありませんよ。

貯まるタイプの保険は予定利率が重要


 ただし、毎月支払う保険料が安くなれば必ずいいかというと、実はそうでもありません。保険の種類によっては、契約者から集めた保険料の一部を将来のために蓄える「貯まるタイプ」の保険があります。終身保険、養老保険、個人年金保険などがそれにあたります。

 こうした「貯まるタイプ」の保険は、掛け捨ての保険に比べて支払う保険料が高くなりますが、上手く活用すると支払った保険料以上にお金が増えて戻ってきます。毎月の保険料とは別に、将来の教育費支払いや老後に備えて決まった額を積み立てている人、家計に比較的余裕があるという人は、「貯まるタイプ」の保険を適度に利用していきましょう。

 貯まるタイプの保険では、保険会社が将来の支払いに備えて、集めた保険料の一部を運用しています。その運用益は、あらかじめ保険料に織り込まれ、保険料が割引になる仕組みです。どの程度割引になるかは、保険に加入したときの「予定利率」で決まります。

 生命保険会社の予定利率の推移は以下の通り。いまからでも十分に検討の余地がありますが、バブル期には予定利率が5.5%もありました。いまからでは考えられませんね。

生命保険会社の予定利率の推移

 もし、こんな「お宝保険」をいまも継続しているという人は、その保険を「解約」して新たな保険に入り直すのはもったいありません。毎回の保険料の支払いを負担に感じたときには、「解約」や「転換」ではなく、「払い済み保険」にしましょう。保険のなかに貯まっているお金で、いままでの予定利率のまま小さなサイズの保険を購入する方法で、以後の保険料の支払いをストップしつつ、運用を続けられます。

予定利率が高い外貨建て保険


 保険を使ってお金を増やしたいけれど、いまの保険にはそれほど魅力を感じない時にはどうしたらいいでしょうか?

 予定利率の高さで選ぶなら、外貨建ての保険という選択肢もあります。米ドル建ての商品が多いですが、ユーロ建てや豪ドル建てなどもあり、いずれも日本円で運用する保険よりも高い予定利率が設定されています。保険料、給付金、死亡保険金、解約返戻金や満期金が外貨建てになっていて、外貨ベースでは将来の受取額が決まっています。

 注意点は、保険料、給付金、死亡保険金、解約返戻金や満期金のすべてが、為替の影響を受けることです。高い予定利率で運用されていても、解約時の為替レートが契約時よりもはるかに円高にすすんでいれば、日本円での受取額が元本割れしてしまう可能性もあります。

 それから、日本円を外貨にする時、外貨を日本円にして受取るとき、それぞれに0.5円〜1円程度の為替手数料がかかることも覚えておきましょう。

 外貨建て保険は、為替の変動を受けるため、メインの保障として考えるのはあまり向きません。日本円建ての保険に上乗せする保障と考えて、組み合わせて持ちましょう。外貨投資の一環としてはじめてみるのもいいですね。

 ボーナスを少しでも増やしたい、お金に効率よく働いてもらいたい、そんな時の運用先のひとつとして、外貨建て保険も検討してみませんか?

外貨建て保険の特徴
メリットデメリット
予定利率が高く、安い保険料で大きな保障が手に入る為替で受取額が変動するため、メインの保障とするには心もとない
外貨ベースでは保険金も解約返戻金もあらかじめ確定している為替手数料が往復でかかる
円安時に保険金や解約返戻金を受取ると、円の受取額が増える円高になると、保険金や解約返戻金が円ベースで減少する



テーマ

月別リンク