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RSS Vol.16 自動車保険の見直し、こんなときどうする?

<<   作成日時 : 2011/03/17 10:00   >>

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 2011年、各社が自動車保険料の引き上げを検討しています。ご自身の年齢や家族構成によっても、見直しのポイントはずいぶん変わってきますよ。

高齢者は自動車保険料が高くなる!?



 画像損保ジャパンは4月から、東京海上日動火災保険は7月から高齢者層を中心に自動車保険料を引き上げると発表しています。三井住友海上も年内に値上げを予定しているなど、自動車保険料が全体的に上がっていく傾向にあります。どんな背景があるのでしょうか?

 自動車保険の保険料は、「純保険料率」「付加保険料率」で計算されています。純保険料率は、事故が発生した時に保険会社が保険金の支払いにあてるためのもの。付加保険料率は、保険会社各社の経費にあてるための費用です。

 いままで自動車保険の見直しで注目されていたのは、どちらかというと付加保険料の部分。従来の大手損害保険会社から、インターネットを使ったダイレクト系の自動車保険会社へ切り替えると保険料が安くなることが多い(※1)といわれているのは、店舗の運営やスタッフの人件費といった保険会社の運営コストが抑えているからです。

 今回の保険料値上げは、「純保険料」が改定されたことによるもの。各損害保険会社が保険料計算の参考にしている自動車保険参考純率が平成21年7月の改定で見直されて、全体としては5.7%引き上げされています。

 保険料の安いコンパクトカーが増えた、無事故割引などで割引率が高い契約者が増えた、保険料率の高い若いドライバーが減少したなどの理由で、保険会社の収支があわなくなったというのが、純保険料率アップの要因となっています。なんだか消費者と保険会社がイタチごっこをしているみたいですね。

※1 大手損害保険会社の方が保険料が安くなることもあります。
※2 自動車保険参考純率は参考基準です。各社の保険料が必ず連動しているわけではありません。


 全体的に値上げになる傾向ですが、なかでも特に値上げ幅が大きいのは、70歳以上の高齢者です。近年、高齢者ドライバーの事故が増えているため、高齢者層の自動車保険料が値上げされることになりました。

子どもが自動車免許を取得。保険をどう変える?


 自動車保険料は、運転者を限定するほど保険料が安くなります。

運転者の区分は以下の通り
(1) 本人・配偶者に限定
(2) 家族(本人・配偶者・同居の親族・別居の未婚の子)
(3) 限定しない
の3つです。

 いままでお父さんだけしか運転しなかった自動車を、高校を卒業して免許をとったばかりの娘さんが運転するという場合、娘さんも運転できるように運転者の範囲を変更します。
「(1)本人・配偶者に限定」⇒「(2)家族」に変えなくてはいけません。娘さんのご友人なども運転する可能性があるのなら、「(3)限定しない」にしておいた方がいいでしょう。

 さらに保険料への影響が大きいのは、年齢要件です。先ほど、高齢者は保険料が高くなるというお話をしましたが、21歳未満の事故率は相変わらず高いため、全年齢保障とした場合の保険料は、今回の保険料率見直しでかなり上昇しています。

保険会社によっては、メインのドライバーをお父さんに指定するなどして保険料の上昇幅を抑えられるところもありますので、比較検討してみましょう。

画像


車の修理に保険を使うともったいない?


 車庫入れに失敗した、電柱にちょこっとぶつけたて車に傷がつくことってよくありますよね。こうした時、車の修理に自動車保険を使うか迷った経験のある方もいることでしょう。

 車の修理には、車両保険が使えます。免責ゼロにしていれば、わずかな自動車修理も保険でカバーできてありがたいですよね。ただしここに落とし穴があります。

 自動車保険では、保険料計算の際に「等級」が用いられます。等級は1等級から20等級まで分かれていて、加入時は6等級からスタート。無事故のまま1年ごとの更新を迎えると1等級ずつ上昇して保険料が安くなります。反対に、事故を起こして保険金を請求すると3等級ダウンして保険料が高くなるという仕組みです。

 わずかな自動車修理で自動車保険の給付金を請求すると、翌年の保険料がぐんと高くなって返って損をしてしまうということがあります。

 「小さな修理では保険金を請求しない」という方は、車両保険に免責を付けましょう。例えば、車両保険に「免責10万円」をつけた場合、10万円以下の修理では車両保険が利用できなくなりますが、毎回の保険料をぐんと減らすことができます。この10万円の免責をつけるかどうかで、保険料はずいぶん変わってきます。ネットで見積もりをとる時に試してみると、違いを実感できるでしょう。

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