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RSS Vol.14 確定申告はパソコン入力でらくらくできる。

<<   作成日時 : 2011/01/17 14:39   >>

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Q: 昨年、歯の治療で20万円かかりました。確定申告をした方がいいって聞くけど、手間ヒマかけてやる意味ってほんとうにありますか?

A: たしかに、確定申告って、レシートをペタペタ貼ったり、計算器でパチパチ計算したり地味な作業っていうイメージがあるでしょ。でも、これからはインターネットを使ってみて。入力もかんたんだし、計算もパソコンが自動計算してくれます。とってもラクなのでやってみて!

インターネットから医療費控除


「国税庁のホームページにアクセスして、ネット上で確定申告書を入力してみましょう。」
  https://www.keisan.nta.go.jp/


まずは必要書類を用意します。
 (1)(会社からもらった)源泉徴収票
 (2)病院や薬局でもらった1年分のレシート類
 (3)保険給付金の明細書(入院などをして給付金を保険会社からもらった場合)

次に、インターネットで国税庁のホームページ(https://www.keisan.nta.go.jp/)にアクセスします。
「平成22年分 作成開始」の青いバナーをクリックすると、「e-tax」と「書面提出」のバナーが出てきます。

この2つに、どんな違いがあるかというと、

「e-tax」
書類の提出までインターネット送信でできる方法。とても便利だけど、市役所発行の電子証明書と、家電量販店で売っているICカードリーダーが必要なので、ちょっと手間がかかるかも。こちらで申告すると、最大5000円の税額控除が受けられるから、興味のある人はチャレンジしてみて。

「書面提出」
パソコンで入力した書類をプリントアウトして税務署に持参もしくは郵送する方法。事前準備がいらずに、書類作成はすべてネット上でできるのでお手軽です。
私は、お手軽なこちらをおススメしますよ。


では、さっそく入力していきましょう。入力する内容は、
 (1)住所、氏名、生年月日などの基本情報
 (2)1年間の所得や、すでに納めた所得税額など(源泉徴収票を見ながら入力します)
 (3)1年間にかかった医療費など(レシートを見ながら入力します)

これらを画面に従って入力したら、あとはプリントアウトして税務署に持っていくだけ。持っていく時間が無ければ、郵送でも受け付けてもらえますよ。レシートや源泉徴収票などの必要書類さえ手元にそろっていれば、入力自体は30分前後で完了しますよ。

どれくらいのお金が戻ってくるの?


医療費控除を受けたら、税金はいくら戻ってくるのでしょう?

こちらの計算式に当てはめると、計算できますよ。
(1年間の医療費−10万円)×所得税率=還付金額


ここでは、昨年歯の治療をした田中さんのケースで見ていきましょう。

【田中さんの医療費】 田中さん(会社員・既婚 年収600万円 所得税率10%)
 ●かかったお金
  歯の治療で通院:20万円
  風邪薬など市販薬の購入:3万円
  妻が皮膚科に通院:2万円
   ⇒1年間の医療費合計額 25万円

 ●もらったお金
  健康保険からの給付金・還付金:0円
  医療保険からの給付金:0円

田中さん(所得税率10%)の場合、
(1年間の医療費25万円−10万円)×所得税率10% = 還付金 1万5000円
がもどってくる!


医療費控除のポイント
(1)1年間の医療費が10万円以上あった人
医療費合計が1年間で10万円以上かかった人が対象です。理由は、還付金を計算するときに1年間の医療費から10万円を差し引くからです。(※所得が200万円未満の人は、10万円未満でも控除を受けられる可能性があります)

(2)家族の分はまとめて申告
家族の医療費をまとめて申告します。田中さんは、歯の治療費20万円以外にも、薬局で買った風邪薬や、妻の通院費もまとめたら25万円になりました。共働きの場合には、夫婦のうち所得が多い人(=税率が高い人)が申告すると還付金が多くなります。

(3)健康保険や医療保険からの給付金は差し引く
健康保険からの高額療養費、出産育児一時金、民間の医療保険からの入院給付金や手術給付金としてもらったお金があるときには、かかった医療費から差し引きましょう。


提出時には、記入するときに使った源泉徴収票やレシートも、申告書と一緒に提出するのを忘れずに。レシートは人別に整理してあれば、台紙に張ってなくても大丈夫ですよ。では、がんばってみてくださいね。

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