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RSS Vol.08 ペット費が急増!2年連続20%増に

<<   作成日時 : 2010/07/01 00:00   >>

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ペットにかかるお金が、家計の中で存在感を増しています。デフレが続いて給与が伸び悩むなか、ペットにかかるお金は2年連続20%増というデータもあります。イマドキのペット事情を見ていきましょう。


愛犬コストは年間30万円以上


街角で見かける散歩途中の子犬たちは、みんなファッショナブルな洋服に身を包み、お行儀よく歩いています。どの犬も家族の一員として大切に育てられ、身だしなみやしつけまできちんと教育されているのでしょうね。

ペット保険会社大手のアニコム損害保険調べによると、愛犬にかける平均費用は1年間で30万3495円(2010年)。過去のデータと比較すると、2年連続で前年比20%増を記録しています。愛猫にかける平均費用は1年間で17万6944円。こちらもほぼ同様のペースで右肩上がりに成長しています。

長引く不況で給料が下がる傾向にあるなか、ペットにかけるお金が急増している理由はどこにあるのでしょうか?その理由を紐解くために、愛犬にかけるお金の内訳を見ていきましょう。

図1.ペットにかかるお金は右肩上がり
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愛犬コスト、こんなものが増えてます!


前年に比べて支出が1.5倍以上になっているのが、病気やけがの治療、ペットホテル・ペットシッター、しつけ・トレーニング、ドッグランにかかるお金です。人間でいうならば、医療費、レジャー費、教育費にあたる分野が増えていることがわかります。

医療技術の進歩によって、愛犬も長寿になっています。治せる病気が増えたのは喜ばしいことですが、ペットには健康保険制度がないため、医療費は全額、飼い主の自己負担となります。病気やけがには、貯蓄するかペット保険に加入するかして、それなりに備えておいた方がいいでしょう。

愛犬家にとっては、レジャー環境もずいぶん変わってきました。以前は、ペットを飼っていると泊りがけの旅行に出にくいといわれていましたが、最近ではペットと一緒に泊まれる宿や、犬を遊ばせられるドッグランが増加中。また、ペットホテルも充実してきたので、愛犬を預けて旅行にも行きやすくなりました。

しつけ・トレーニング代については、前年の3倍近くになっています。マンションやアパートなど集合住宅の室内で飼う人が増えているため、近隣トラブルを避けるためにしつけが重視されていることも理由のひとつでしょう。「うちの子」をかしこくお行儀のいい子に育てたいという親心が、「教育費」を増やしているとも考えられます。

その一方で前年に比べて支出が減っているのが、フード・おやつ代、ワクチン・健康診断などの予防費、日用品費など。ひと昔前は、犬にかけるお金と言えばこのあたりでしたが、飼い主も安く買えるお店を探したり、手作りをしたりしてこまめに節約している様子が伺えます。

図2.愛犬にかかるお金の内訳
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ペット費は生活費の5%までに


1年間の愛犬コストが約30万円ということは、1か月あたりにして2万5000円。この金額は、1ヵ月の手取り収入が20万円の場合には生活費の12.5%、30万円の場合には8.3%、40万円の場合には6.25%に相当します。

家族構成や収入にもよりますが、家計全体のバランスから考えると、ペット費が手取り収入の10%を超えている場合には、貯蓄がほとんどできていないか、ペット費に押されてほかの支出がかなり犠牲になっている可能性があります。

無理のないペット費の割合は、手取り月収の5%以内が目安です。月収が20万円の場合には月額1万円、30万円なら1万5000円、40万円なら2万円までと覚えておきましょう。

健康にかかわる医療費はともかく、レジャー費や教育費はコントロールが可能です。家計全体とのバランスを見ながら、ペット費を上手にコントロールしていきましょう。

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