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RSS vol.02 2012年、生命保険料控除が変わる!

<<   作成日時 : 2009/10/01 00:00   >>

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年末になると会社で行う年末調整。とても重要な作業にもかかわらず、会社できちんと研修を受けたことのある人ってほとんどいないですよね。実は、生命保険控除などを使えば税金を取り戻すことができるんです!税金をかしこく取り戻してみませんか?

年末調整は税金の額を決める重要な作業


そもそも年末調整は何のために行われるのでしょうか?その目的は、1年間に納める税金の額を決定するためです。会社員の場合、毎月のお給料から税金や社会保険料を天引きし、会社でまとめて役所に納めるシステムになっています。自営業者が自分で収入や経費を計算して、税務署で確定申告をするのに対して、会社員は会社が代わりに納税してくれるので手間がかかりません。
ただし、毎月の給与から天引きされる税金の額はだいたいの概算金額なので、年に1回は精算が必要になります。そのために年末調整が行われます。
年末調整では、扶養家族の人数や、1年間に支払った生命保険料の金額、住宅ローン残高などを申告します。こうした項目に該当すると、それぞれ一定の範囲内で税金の負担を軽くできるので、申告漏れのないように気をつけましょう。

節税できる?!生命保険控除とは?


年末調整のうち、1年間に支払った生命保険料に応じて税金の負担を軽くできるという制度を生命保険料控除といいます。
最終的に節税できる金額は、どの種類の保険にいくらの保険料を支払ったのかによっても変わってきますが、死亡・介護・医療を目的とした生命保険に年間10万円以上払った人は、最大で8500円分税金を安くすることができます(所得税率10%の人の場合。詳しくは図1を参照してください)。
これと同じしくみが個人年金保険料にもあるので、生命保険料と個人年金それぞれ最大8500円の控除を受けると、年間で1万7000円分税金を減らすことができます。
■図1 現行の生命保険料控除制度
保険の種類控除額
所得税住民税
生命保険料控除死亡保険最大5万円最大3万5000円
介護保険
医療保険
個人年金保険料控除個人年金保険最大5万円最大3万5000円

★生命保険料控除と個人年金保険料控除はそれぞれ控除を受けることができるので、(所得税と住民税を合計で)最大17万円分を所得から差し引くことが可能!
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生命保険料控除を受けるには、保険会社から送られてきた「生命保険料控除証明書」を年末調整の書類に添付して会社に提出する必要があります。
10月頃から郵送等で届くので、大切に保管しておきましょう。また、控除対象となる保険種類にはいろいろと条件があるので、生命保険会社の人やファイナンシャルプランナーに相談してみると安心です。

2012年、生命保険控除が変わる


税金の負担を軽くできる生命保険料控除ですが、2012年からは新たに介護医療保険料控除が加わって制度が拡大します。
所得税率10%の人の場合、最大で2万400円の節税効果が期待できるようになります。
(詳しくは図2を参照してください)
■図2 2012年からの生命保険料控除制度(予定)
保険の種類控除額
所得税住民税
一般生命保険料控除死亡保険最大4万円最大2万8000円
介護医療保険料控除介護保険最大4万円最大2万8000円
医療保険
個人年金保険料控除個人年金保険最大4万円最大2万8000円

★生命保険料控除・個人年金保険料控除・介護医療保険料控除はそれぞれ控除を受けることができるので、(所得税と住民税を合計で)最大20万4000円分を所得から差し引くことが可能!
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なお、新制度がスタートするまでに加入した保険は、今後もいまの控除枠を引き継げるので、 制度が変わっても節税メリットを損なうことはありません。
さらに、2012年以降に追加で介護保険などに加入すれば、現在の制度と新制度を併用できます。
保険に入るとき、年末調整のとき、こんな税金の控除の話もちょっと頭に入れておくといいですよ。

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Vol.12 年末調整でトクするのはこんな人
Q:会社から年末調整の書類が配られました。書き方もよくわからなくて面倒ですが、書かずに出したらダメですか? A はい。年末調整は払いすぎた税金を取り戻すチャンスです。提出を忘れたり、記入漏れがあったりすると損しちゃいますよ。今日は年末調整でトクするためのポイントをレッスンしますね。 ...続きを見る
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