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RSS Vol.12 年末調整でトクするのはこんな人

<<   作成日時 : 2010/11/01 00:00   >>

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Q:会社から年末調整の書類が配られました。書き方もよくわからなくて面倒ですが、書かずに出したらダメですか?

A: はい。年末調整は払いすぎた税金を取り戻すチャンスです。提出を忘れたり、記入漏れがあったりすると損しちゃいますよ。今日は年末調整でトクするためのポイントをレッスンしますね。


年末調整は年末に差額を調整する作業


まず、年末調整についてご説明しましょう。年末調整は、1年最後のお給料で、正しい税金額といままで納めた税金額を調整する作業のことです。年末近くに差額を調整するから「年末調整」っていうんですよ。

だいたい11月中旬になると、会社から年末調整に関する「扶養控除等(異動)申告書」といった書類が配られます。そこに必要事項を記入したり、税金に関する必要書類を添付したりして、12月前半に会社に提出します。その書類をもとに、会社が社員等ひとりひとりについて正しい税額を計算し、今年最後のお給料で差額を調整することになっています。

12月最後のお給料がいつもの月よりも多いことがよくあるのはこんな理由があるんですね。もちろん、増えることばかりではなくて、差額の調整によって減額になる人もいます。

生命保険会社から届いたハガキを捨てないで!


生命保険の加入者には、10月半ば頃になると生命保険会社からハガキが郵送されてきます。「生命保険料控除証明書」と書かれたこのハガキは、税金を取り戻すための大切な書類です。会社に提出するので保管しておきましょう。

もし、お手元に届いていないときには保険会社に問い合わせを。なくしてしまった場合には再発行してもらえますよ。

いったいどのくらいトクなのかも気になるところですよね。1年間に10万円の生命保険料を支払った場合には、納めた保険料の半額にあたる5万円分の所得がなかったものと見なされます。所得税率が10%の人だと所得税が5000円分、住民税が3500円分、あわせて8500円の減税となります。あとから合計8500円分の税金が戻ってくると思うと大きいですよね。所得税率が20%の人だと、13500円の税金が戻ってきますよ。

続いて記入の仕方についてもハガキには、証明書が作成された9月頃までに支払った保険料と、12月末日までに支払う予定の年間保険料が書かれています。年末調整は年末時点の状態で精算をするので、年末調整の書類には、金額の大きな年間保険料の方を記入してくださいね。

生命保険料控除と似たものに、個人年金保険料控除、地震保険料控除があります。それぞれ別枠で減税枠があるので、こちらもあわせて提出しましょう。
(関連記事リンク:http://clm-lesson.money.biglobe.ne.jp/201012/article_3.html

12月に子供が生まれる場合は?


Q:12月に子どもが生まれる予定ですが、なにか気をつけることはありますか?

おめでとうございます!赤ちゃん、たのしみですね。
年末調整の書類「扶養親族等(異動)申告書」には、扶養する家族の人数を書く欄があります。うっかり見落としが立ちですが、家族を養っている人はその人数によって税金が安くなるので、忘れずに記入しましょう。

12月の出産だと、書類提出期限には間に合わないかもしれませんね。年末調整後に赤ちゃんが生まれた場合や、結婚して奥さまを扶養し始めたら、会社にすぐに連絡してください。年末調整のやり直しができます。1月末に「源泉徴収票」が公布される前までが期限ですよ。

ちなみに、扶養家族の人数は年末時点の状態で計算されるので、12月に家族が増えた人はまるまる1年分税金がトクしちゃいます。よかったですね。

ただし、子ども手当がスタートした関係で、来年から子ども手当の対象となる0〜15歳の子どもに対する扶養控除が廃止されることになっています。その分、2011年は所得税が高くなるので、手取りが減るかもしれません。お財布を引き締めないとですね。

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