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RSS Vol.11 ゼロ金利時代のお得な貯め方・増やし方

<<   作成日時 : 2010/10/01 00:00   >>

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日本銀行がゼロ金利を発表しました。この先しばらくはゼロ金利が続くもようです。これからのお金を貯め方、借り方を一緒に考えてみましょう。


学校で習った「公定歩合」は過去のもの


2010年10月5日、日本銀行がゼロ金利政策を発表しました。いままでも低金利が続いていましたが、ゼロ金利が発表されるのは4年3ヵ月ぶりのことです。

ここで、私たちの暮らしを左右する金利がどうやって決まるのかを確認しておきましょう。子どもの頃に学校で「金利は公定歩合の上げ下げで決まる」と習った方もいると思います。私も中学生の頃、そのように習いました。

ところが、今はこの公定歩合は使われていません。参考までに当時のしくみを復習しておきましょう。公定歩合は日銀が金融機関にお金を貸し出すレートのこと。金融機関は日銀が決めた公定歩合に従ってお金を借りて、そこにさらにいくらかの金利を上乗せして、お金を必要とする人や企業に融資をしていました。そのため、日銀が公定歩合を上げれば、ローンや融資の金利が上昇してお金を借りにくくなり、日銀が公定歩合を下げれば、ローンや融資の金利が下落してお金を借りやすくなりました。このように、公定歩合の上げ下げで、景気を引き締めたり緩和したりしていたのです。

いまは「無担保コール翌日物」金利で決まる


その後、金融が自由化されたのにともなって、短期金利の基準は公定歩合から「無担保コール翌日物」金利に移りました。無担保コール翌日物は、銀行間で一晩だけお金を貸し借りしあうときに用いられる金利です。

日銀では、毎月「金融政策決定会合」を開いて、今後の金融政策をどうするか話し合います。10月5日の会合では、無担保コール翌日物金利をこれまでの年0.1%から0〜0.1%に誘導することを発表しました。これがゼロ金利政策です。同時に、年1%程度の物価上昇が見通せるまでゼロ金利を継続することを決めました。

つまり、いままでも超低金利は長いあいだ続いていましたが、これからはさらに低金利時代になること、そして本格的に物価が上昇していく見通しが立つまでしばらくの間はこのゼロ金利が続くことになったのです。

ゼロ金利時代の貯蓄・ローン術


預金をするのなら、最低水準の金利に長期でお金を固定するのはもったいないですよね。これから定期預金にお金を預けるなら、期間が1年以下と短めのものを選びましょう。少しでもお得を目指すなら、ボーナスキャンペーンなどのタイミングで、少しでも金利が高めの預金を選んで預け替えをしていくといいでしょう。

反対に、ローンをこれから組む人にとっては、いまはとてもいい時期です。長期で組む住宅ローンは、リスクを抑えて長期の固定金利で借りることを基本的におすすめしています。固定金利のローンもかなり下がっているので、数年前に住宅ローンを組んだ人にとっては、ローンの借り換えでメリットが出る人はたくさんいます。

ただし、これから1‐2年はゼロ金利が続きそうなことを考えると、いますでに変動金利で借りている人は、今しばらくはそのままでいてもよさそうですね。

景気や金利を先読みすれば、お得なことがいっぱいあります。経済ニュースを楽しみながら、かしこく豊かにお金とつきあっていきましょう。

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